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書籍の詳細

zuiso1016
▼書誌データ
発行2013年4月
ISBN978-4-88269-777-0
サイズ172mm×103mm
仕様新書判・239頁・並製本

南極と氷河の旅

―元南極観測夏隊長がつづる氷の大地の知られざる真実―

編・著者

成瀬 廉二 著

価 格

定価 880円 (本体800円+税)

書籍案内

地球上でいちばん寒く、人びとの生活圏からもっとも遠く、文明発達前の自然がそのまま残っている南極。そこは、厚さ2000メートルを超える氷の大陸である。南極の探検から観測時代に2回越冬し、吹雪と極寒の中で氷河の調査に挑む。南極と世界の氷河の旅の体験を語り、地球環境や氷河の諸問題を論評する。50年にわたり、南極と氷河に熱い情熱をそそいできた研究と活動の集大成と言えるサイエンスエッセイ集。

在庫状態 : 売切れ

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詳しい内容

目次

  • 第1章 南極と氷河=探検から観測へ=
  • 第2章 地球環境と水
  • 第3章 氷河紀行
  • 第4章 氷河のサイエンス

著者略歴

成瀬 廉二(なるせ・れんじ)
1942年、京都生まれ。北海道大学理学部卒業。北海道大学大学院理学研究科修了。理学博士。北海道大学低温科学研究所 助手・講師・助教授(1968~2006年)。第10次(1968~1970年)・第14次(1972~1974年)南極観測越冬隊、第34次南極観測夏隊長(1992~1993年)。パタゴニア氷河調査隊(1983~2003年:計10回)。現在、NPO法人 氷河・雪氷圏環境研究舎 代表(2006年~)、放送大学鳥取学習センター客員教員(2009~2013年)、鳥取大学教育センタ-非常勤講師(2009年~)。
著書:『氷河の変動-陸水の長周期変動-』(「新・自然史科学II」共著、北大出版会、2008年)など共著15篇、ほか筆頭著者英文論文34篇。