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書籍の詳細

magosho1010
▼書誌データ
発行1997年8月
ISBN4-88269-373-9
サイズ182mm×128mm
仕様B6判・312頁・並製本

孫たちへの証言第10集

―心にしまいこんでいたこと【収録96編】―

編・著者

福山琢磨 編

価 格

定価 1,296円 (本体1,200円+税)

書籍案内

»原爆投下時の警報はなぜ出なかったのか(落合 秀明)
»出なかったエノラ・ゲイ撃墜の発射命令(埴國  隆)
»原爆投下で工場の下敷きになったが助かる(今井 恵子)
ほか

在庫状態 : 売切れ

売切れ

詳しい内容

孫たちへの証言第10集 【収録96編】
目次 著者 住 所
(投稿時)
年 齢
(投稿時)
◆第一部 国内での体験
原爆投下時の警報はなぜ出なかったのか 落合 秀明 千葉県香取郡 81
出なかったエノラ・ゲイ撃墜の発射命令 埴國  隆 岐阜県羽島郡 68
原爆投下で工場の下敷きになったが助かる 今井 恵子 大阪府堺市 67
私も三ヵ月前まで爆心地近くの城山に住んでいた 井上 陽子 川崎市多摩区 63
世界的な文化遺産として体験者の話を語り継ぐ 山川 温子 山口市 21
長野空襲での消えない過去 竹内 今朝美 長野市 66
甲府大空襲とその後に起きたチフス禍 笹生 満男 東京都品川区 68
東京大空襲で神田榮町の我が家も焼失 仲本 愛子 東京都小平市 71
目の不自由な父の手を引き、炎に追われて逃げる 小長谷 照子 東京都町田市 67
東京大空襲で家族四人が犠牲、私だけが生き残る 藤沢 陽子 埼玉県川口市 61
煙と闘いながら焼夷弾から家を守る 松島 千惠子 東京都あきる野市 67
横浜大空襲で母と私は逃げたが父を失う 関根 三弥子 横浜市保土ヶ谷区 74
私たちは空襲で焼け出され、弟は戦死、姉は満州で集団自決 小山 美恵子 群馬県富岡市 74
大阪大空襲で炎に包まれたが、地下鉄で命拾い 村松  繁 京都市左京区 65
田辺聖子さんの小説に友の名を発見 吉田 幸典 岡山県真庭郡 69
終戦の前日、森之宮駅でも多くの犠牲者 西脇 佐喜治 大阪市生野区 86
不発の焼夷弾で火あそび 小嶋  裕 兵庫県西宮市 65
市中の95パーセントを消失した福井空襲の恐怖 宮本 二三江 千葉県木更津市 72
舎監の指示で徳島空襲を生き延びた私たち 原口 美恵子 徳島県板野郡 66
飛行機製造に賭けた十五歳の青春 森 サヨ子 高知市 67
横山隆一さんも我が家に疎開 中曽根 その 長野県上田市 82
動員先で燃焼した青春に悔いはなし 福田 澄子 徳島県三好郡 68
人間魚雷「回天」追憶 真嶋 精治 埼玉県蓮田市 70
予科練で注入された不撓不屈の精神は今も生き続ける 藤木 竹夫 横浜市港北区 68
帰らなかった愛馬「大藤号」の応召 酒井 英作 千葉県長生郡 71
大牟田「爆発赤痢事件」の犠牲になった妹たち 薗田 博士 奈良市 73
風船爆弾基地だった町の悲しい物語 石森 武男 茨城県北茨城市 72
八月十日「戦争終結」を伝えたVOA放送 高木 三郎 愛知県豊田市 70
敗戦のとき、校長の教えたアイ・ドント・ノウ 西村 祥子 青森県八戸市 62
◆第二部 国外での体験
樺太で看護婦二十三人が自決を計り、六人が犠牲に 山本 美恵子 長崎県南高木郡 70
樺太でソ連兵に撃たれたが助かる 斉藤 恒子 青森市 74
サイパン島で投身し、奇跡的に助かる 外山 ミサノ 群馬県安中市 87
パラオ島朝日村へ入植し、戦争に巻き込まれる 西田 千代吉 北海道赤平市 70
黒姫郷開拓団の末路や哀れ 永原 今朝男 長野県上高井郡 66
開拓団の逃避行で母は銃弾に倒れ、姉と弟は集団自決 佐藤 繁信 山形県上山市 62
満州から母に護られ、奇跡を越えて帰国した兄と私 加藤 房子 茨城県石岡市 52
戦争に翻弄された私の青春時代 仲原  繁 沖縄県那覇市 69
集団自決した東寧・官舎の家族を偲ぶ 田中 徳郎 仙台市宮城野区 77
満州の土となった三人の子らの冥福を祈る 原  ミネ 秋田県平鹿郡 82
夫の放送「不平を言わぬ動物」を胸に秘めて 佐藤 かな子 神奈川県中郡 81
敗戦で激変した「広東市肇和路三十九号」での暮らし 山崎 たみ子 兵庫県明石市 58
哀しくも凛とした「姉ちゃん」の最期 坂田 謙一 石川県石川郡 64
乳呑み児をかかえ、引揚船での忘れ得ぬ光景 原  静子 静岡市 73
延吉収容所で死体置場から生き返る 木下 主計 長野県駒ヶ根市 70
逃亡しシベリア抑留をのがれる 片桐 賢二 埼玉県越谷市 75
死線いくたび、今あるのが不思議 佐藤  豊 福島県相馬市 71
大陸縦断作戦における内三官廟の惨事 高橋 年夫 千葉県佐原市 75
ソ満国境の富錦で戦車への特攻肉弾戦 中野  怜 兵庫県佐用郡 76
終戦後、北満に散った機関銃中隊 逆井 喜一郎 東京都新宿区 74
「詩書く手の白きをもちて兵となる」母に手渡した句 河合 幸男 東京都世田谷区 74
悍馬「館添」のたて髪、今もアルバムに 山本 竜蔵 鳥取県八頭郡 80
悔いは残る、射殺した愛馬「青」のこと 平田 省実 宮崎県北諸郡 77
「死に神」と言われ、よくぞ祖国の土を踏む 林   照 東京都練馬区 73
召集から引き揚げへ 井上 孝弘 東京都板橋区 76
マラッカ海峡で撃沈され漂流、黒鱶の恐怖 小倉 利一 香川県観音寺市 78
幾多の海戦を戦いぬいた駆逐艦「神風」 植松  修 東京都世田谷区 72
聖川丸での投錨の失敗が結果的に福となる 鈴木 健治 千葉市花見川区 84
北ボルネオ「サンダカン・死の転進」 間山 精治 青森市 76
僚機還らず、若き特攻の死を悼む 前原  弘 群馬県佐波郡 70
麻酔かけず壊疽を切り取られ、地獄の苦しみ 岡部 恵三 東京都保谷市 75
嗚呼インパール、一発のビンタでジャングルから生還 落合 菊雄 千葉県流山市 78
◆第三部 亡き人たちの証し
霊魂にささげる舞踊劇「カリマンタン幻想」 山口 のりこ 神奈川県大和市 56
運命の六日、生と死の別れ 清水 彦太 東京都世田谷区 80
北鮮から九人のうち、三人が生還する 大和田 近子 茨城県牛久市 83
沖縄戦で部下を逃し自決した兄たち 藤本 満理子 高知県吾川郡 73
満州広陵開拓団の姿を伝える祖父の手記と出会う 山浦  純 大阪府豊中市 53
空と陸に散った二人の兄の日記から 中山 和子 福岡県久留米市 61
父の無念、やはり記録しておかねば 林  昭司 千葉県佐原市 69
沖縄沖の敵中に突入し散った兄 高畑  幸 長野県佐久市 71
二度目の赤紙で沖縄に散った夫 竹本 伊代 岡山県真備郡 81
視力失い重責果たせぬと自決した父 大友 淑子 長崎県佐世保市 73
ニューギニアにおける叔父の死、語り継がねば 長谷川 誠司 神奈川県相模原市 39
ニューギニアで戦病死した父 生井 正男 茨城県結城郡 63
東部ニューギニアで戦死した次兄 依岡 俊夫 高知市 58
ブーゲンビル(墓島)で散った兄 杉本 廣助 愛知県江南市 70
兄と弟四人が征き、三人が還らず 藤城 よし 埼玉県幸手市 77
「俺の分まで幸せに」と散った特攻隊員 藤平 ちえ子 栃木市 73
下校時の列車が襲撃され、目前で友が倒れる 小島 幸太郎 徳島市 65
夫の戦死後「土を食うとも」の決心で今を得る 吉村 ナミ 鹿児島県姶良郡 82
戦死した兄、父母への思い切々と 栗原 功三郎 群馬県高崎市 72
B29を迎撃し生還した英雄宗中尉の最期 和泉 清久 神奈川県藤沢市 76
語り継ぐ、比島の激戦と戦友愛 尾路 良男 大阪市淀川区 58
被爆した兄への一通の手紙 安井 美恵子 鳥取県境港市 66
回想甲子園、沖縄特攻で散った川田さん 三浦 淳志 札幌市豊平区 74
実家と婚家で九人が戦争の犠牲に 岡本 ユキエ 東京都世田谷区 84
◆第四部 戦後、それからの私たち
父を原爆で失い、一時は家族で自殺の岸壁に立ったが 小杉 美智子 埼玉県新座市 62
戦争に翻弄された私たちの人生 泉  忠明 横浜市港北区 80
兄の戦死で義姉とともに家を継ぐ 小山 信明 横浜市戸塚区 78
空襲の悪夢に悩まされ続けた二十五年 倉園 六一郎 鹿児島市 64
玉音放送を聞き、自決しようとする友を説得 永友 正一郎 宮崎県児湯郡 70
『バッタくん』の思い出 伊東 和子 大阪市住吉区 70
大阪大空襲で焼け出され北海道開拓団へ 梅澤 祐子 和歌山市 69
「負けてたまるか!」の根性でやり抜く 澤田 禎夫 和歌山県那賀郡 69
いつの間にか書き替えられた夫の戦傷日 五味主 基子 和歌山県有田郡 81
父亡き後、戦中、戦後の母と私の苦闘 真下 与志 大阪市住吉区 75
戦争に翻弄された夫の人生を継ぐ 小谷 忠代 鳥取県倉吉市 70