ホームページ > オンラインBookStore > 孫たちへの証言第6集

書籍の詳細

magosho1006
▼書誌データ
発行1993年8月
ISBN4-88269-252-X
サイズ182mm×128mm
仕様B6判・243頁・並製本

孫たちへの証言第6集

―こんなことがあっただョ【収録79編】―

編・著者

福山琢磨 編

価 格

定価 1,048円 (本体971円+税)

書籍案内

»火の壁を突きぬけ荒川の土手へ逃れる(五十嵐 重五郎)
»戦争に奪われた青春(内藤 利子)
»原爆翌日の広島に駆けつける(浜田 宏輝)
ほか

在庫状態 : 売切れ

売切れ

詳しい内容

孫たちへの証言第6集 【収録79編】
目次 著者 住 所
(投稿時)
年 齢
(投稿時)
◆第一部 国内での体験
火の壁を突きぬけ荒川の土手へ逃れる 五十嵐 重五郎 福島県 58
戦争に奪われた青春 内藤 利子 京都市
原爆翌日の広島に駆けつける 浜田 宏輝 境港市 72
三人の子供を連れ火の海に消えた母 布施 ツヤ 取手市 66
死線を越えた、あの日のこと 木村 史朗 城陽市 65
かい間みた長崎の地獄 樋口 さやか 福岡県 63
神戸の炎の海を逃げまどった私たち 清水 正也 武蔵野市 61
私は見た、東京深川の火焔地獄 橋本 澤治 茨城県 76
幸運を呼んだ外地勤務の申し出 茂住  正 鳥取県 86
悲惨、十五歳がみた神戸大空襲 浜田 又一郎 愛媛県 63
二十年後に襲ってきた原爆後遺症 河本 英明 鳥取市 65
商都大阪が焼野原になった恐怖 家治 綾子 大阪市 56
無情、八月十五日出撃した還らざる特攻機 林  新治 札幌市 66
沖縄戦で、身内五人が犠牲に 真栄城 照子 糸満市
日本海に漂った四日間、生存者は六人だけ 尾崎 竹一 生駒市 68
忘れられないもの 明石 範夫 四日市市 63
焼け残った一高の時計台 芝田  収 吹田市 66
瞼に残る砂浜の惨状 芝野 記与子 名張市 53
黄昏色の青春 横山 功一 豊中市 62
神のみが知る戦争中の運、不運 遠山 菊雄 鎌倉市 73
一米の差で直撃をまぬがれた幸運 片岡 絢子 札幌市 66
ペンを槌に替えて 高松 一子 東京都 65
戦災で母を失った悲しみ 池田 禮子 大阪市 63
◆第二部 国外での体験
わが漂流の六時間 日野 冨久見 大分県 70
数奇な運命、今ハバロフスクに生きる 金  享韶 ハバロフスク市 66
今もまぶたに、未救助の兵の姿 大川 康字 鶴岡市 70
強運で、四たび死地を脱す 岡田 芳治郎 米子市 70
黒龍江で、四十数年ぶりにその流れを見た 青木 信夫 岸和田市 65
戦艦『大和』から九死に一生を得る 武藤 武士 明石市 70
私の出征後、十二年間つづけた母の陰膳 堀口 賢一 新潟県 70
撃沈され、海上で浮き沈みすること幾たびか 横内 賢次郎 兵庫県 71
両隣の戦友、敵弾に倒れる 松本 一志 いわき市
残虐な戦後のソ連の空爆 宮口 良作 苫小牧市 70
十六歳の陸軍二等兵 日下 宗治 高槻市 64
若くして征った学徒兵 西村 清子 城陽市 85
身を賭して部下をかばった婦長の勇気 堤  道代 滋賀県 64
漂流中の頼みの綱はオール二本だった 坂口 充弘 大阪市 68
九死に一生、いくたびも 奥田 安弘 滋賀県 70
今も海底に眠る千数百名の戦友たち 沖本 豊一 鳥羽市 68
うまかった脱出後の水筒の水 森松 日出丸 福岡市 70
戦艦『霧島』、南海に勇姿を没す 山田 太吉 東京都 81
パレンバン奇襲作戦 宮成 瑞芳 大分市 70
ガダルカナル撤退作戦 星   至 福島県 74
バターンの死闘 加藤 幸重 福知山市 74
戦艦『比叡』激闘の果てに 塩谷 邦雄 東京都 69
玉砕寸前の終戦前夜 島田  潮 砂川市 80
引揚船・第二新興丸の悲劇 桜岡 ユキ 旭川市 77
八一号作戦ダンビール海峡の悲劇 本田 国晴 長崎県 74
体験した二つの地獄の戦場 西  節也 奈良市 73
悪夢のような漂流六時間 星田 鶴男 札幌市 71
餓死寸前のメレヨン島 大浦 庸生 大阪市 72
恩義ある河野曹長の戦死 中林 喜三 泉佐野市 68
青竹の救命具をつけ船底で緊張した台湾からの帰国 松岡 恵美子 舞鶴市 57
戦後、日本人墓地の墓守りだった父 重岡 良之祐 藤枝市 62
さつま芋の葉を食べ命拾い 廣瀬 耕作 京都市 69
哀れな軍馬の末路 福留 正友 中村市 69
台湾籍、日本軍人が死に損でいいのか 矢野  章 杵築市 75
着のみ着のまま、空腹の抑留生活 斉藤 忠雄 札幌市 71
家族五人、無事だった羅津からの引揚げ 松永  士 境港市 82
生と死の境をさまよって 春本 武明 平戸市 73
戦死者百四十名、空母翔鶴の激闘 佐藤 忠二 福島県 73
戦争で得た教訓、専売で無かった大和魂 牧野 龍司 米子市 79
戦場に散っていった愛馬五頭 今井 正夫 塩釜市 74
多くの温かさに支えられた樺太引揚げ 上田 弘子 小樽市 69
戦後も狂気がつづいた大連 田辺 辰雄 防府市 65
玉音放送をうけ入れなかった高山少尉の自決 清原 忠夫 佐久市 72
死のバシー海峡で命びろい 出沢 利美 甲府市 74
◆第三部 亡き人たちの証し
十六歳少女の証言 高田 静子 広島市 64
家族八人で渡満、還りきたるは二人のみ 山田 ミツ子 札幌市 62
四十七年ぶりに帰還した父の遺品 多邊田 俊之 東村山市 55
三十年ぶりにとどいた椰子の実一つ 槙原 幸成 出雲市 67
戦死の弟を偲ぶ 佐藤  勝 多摩市 77
戦後、女手ひとつで四人の子育てをした母 難波 晴美 久留米市 51
戦後、同胞援護に尽くした父が、今もまぶたに 佐久間 信子 各務原市 59
今も大切に、父からの手紙 永田 晴美 大阪市 49
紅蓮の炎に伯母一家逝く 今村 早智子 河内長野市 61
いまも優しい祖母の愛を思う 越智 信子 今治市 52
朽ちかけた書類の中にいとしい妹の名が 立木 喜代乃 枚方市 56
西先生の命を奪った憎い銃弾 榎園 徳蔵 鹿児島市 79