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書籍の詳細

magosho1032
▼書誌データ
発行2019年8月
ISBN978-4-88269-884-5
サイズ182mm×128mm
仕様B6判・249頁・並製本

孫たちへの証言第32集

―文字化することで体験や伝承は生き続ける【収録74編】―

編・著者

福山琢磨 編

価 格

定価 1,650円 (本体1,500円+税)

書籍案内

»名古屋造兵廠で秘密兵器「風船爆弾」作る(大堀 せつ子)
»現存する〝子どもの兵隊〟『留守名簿』(湾第一三八六六部隊)(廣繁 喜代彦)
»日中戦後沖縄で戦死、父を返して!(籠谷 ミチ)
ほか

在庫状態 : 在庫有り

注文冊数

詳しい内容

 

孫たちへの証言第32集 【収録74編】
目次 著者 住 所
(投稿時)
年 齢
(投稿時)
体験編
◆第一部 国内での体験
名古屋造兵廠で秘密兵器「風船爆弾」作る 大堀 せつ子 岐阜県中津川市 91
校舎を丸ごと沖縄の疎開学童の宿舎に提供 松尾 伸介 佐賀県鳥栖市 80
いまだに消し去ることのできない、私を獣にした飢餓体験 永田 夏雄 大津市 90
「ノーモア学童集団疎開」と叫びたい 村松  武 千葉市緑区 86
学童集団疎開で多くのことを学ぶ 園田 和子 熊本市 83
疫痢と強烈ないじめで二度も死にかけた私 大森 史郎 大阪府高石市 84
この港から送り出した出征兵士、何人が生還? 柳谷 光義 青森市 77
十四歳の戦争体験、機銃掃射に遭う 舩田 政幸 群馬県 89
巨大な防空壕の奥に入れられ死んだと思われていた 鈴木  文 東京都立川市 93
新潟、東京、行く先々で空襲。戦争は人を狂わせる 平井 喜郎 東京都目黒区 88
「私と戦争」校舎は無く焼跡での入学式 山口 千鶴子 東京都狛江市 80
「オギャア」、母が空襲のさ中、男の赤ん坊生む 土田 順子 埼玉県川口市 82
愛宕山地下の防空壕で東京空襲を体験 三浦 千鶴子 福島県いわき市 89
名古屋の初空襲の日から 高橋 慶子 東京都府中市 83
学校も卒業し軍需工場へ就職するも焼け出され帰郷 河合 トキハ 兵庫県尼崎市 90
堺空襲、焼ける寺の防空壕から母と逃げる 和田 武子 堺市堺区 86
佐世保大空襲、食糧危機乗り越え美容院で生きる 二田 要枝 神奈川県川崎市 81
『六番岩松監視哨』我がふるさとが戦場になった 西村 昭男 愛媛県宇和島市 90
度重なる宇和島空襲、爆弾の破片が床下つき抜ける 高畠 ハルミ 京都府城陽市 82
松山空襲、少年の背に焼夷弾が直撃し即死 福原 早智子 松山市 84
被爆後の〝黒い雨〟母が風呂場で流してくれる 吉村 正美 熊本市 81
父出征で家族全員、得がたい体験 宮嶋 俊子 熊本県玉名郡 79
知られざる北海道占領計画と三船遭難の悲劇 森野 荘聿 千葉県成田市 83
本土上陸に備え、利根運河で浚渫工事 加藤  裕 東京都目黒区 88
今もぬぐいきれない心のきず 倉本 恵美子 兵庫県淡路市 85
物の無い時代だから味わえた〝給食一期生〟の思い出 長谷部 榮子 東京都杉並区 81
終戦前に繰り上げ召集、検閲の辛さ骨身に 小池  勇 新潟県 93
◆第二部 国外での体験
現存する〝子どもの兵隊〟『留守名簿』(湾第一三八六六部隊 廣繁 喜代彦 東京都 89
知らぬ間に南北に分断された北鮮からの脱出行 福島  隆 熊本県山鹿市 84
私たちにとって樺太の終戦は『八月二十日』 櫻井  誠 長野県上田市 82
台湾からの引揚げ、熊本で山を下りて暮らす 立石 百代子 福井県敦賀市 84
祖父が新天地求め明治四十四年樺太へ渡り酪農家へ 佐藤 博蔵 盛岡市 80
バンボン(タイ)収容所で終戦、英軍の対応に感謝 澤田 源一 京都市 96
秋田の金足農高出て渡満、国営満州農産物検査員となる 鎌田 一夫 秋田県大仙市 92
旧満州で迎えた終戦という地獄 永田 明子 神奈川県川崎市 84
敗戦で天地が逆転、靴磨きで生きぬく 山田 雄一 横浜市 85
敗戦後混乱の中、よくぞ日本の土を 西澤 富枝 東京都 89
ソ連国境の寒冷地から亜熱帯の台湾山地で終戦 安木 義近 鳥取市 99
満州からの逃避行で命を与えてくれた鍋 野田 邦雄 大阪府東大阪市 90
父は張家口鉄路局扶倫学校長、祖父は関東神宮造営中 林田 舜爾 熊本県上益城郡 86
『蛟河新潟開拓団の悲劇』。襲撃のうえ家全焼 丸山 恵美子 新潟県長岡市 84
大栄開拓団の逃避行、動けぬ者は注射で死なせた 赤池 まき子 静岡県富士宮市 84
満州を離れる時に見た日本舞踊に我が原点あり 小林 悦子 神奈川県横須賀市 85
我が漁船「鹿島丸」と共に徴用され、軍令果たすも捕虜に 内海 昭三 横浜市 91
シベリア抑留、下痢便になるも消し炭で治す 中島  裕 東京都八王子市 93
◆第三部 亡き人たちの証し
日中戦後沖縄で戦死、父を返して! 籠谷 ミチ 秋田県 83
母の弟二人が中支と南洋群島で戦死 長谷川 了介 京都府宇治市 71
栄養失調となり骨と皮になって果てた姉 加藤 淑子 岡山県高粱市 82
◆第四部 戦後、それからの私たち
戦後、復員船として活躍した空母「葛城」で働く 松尾 嘉幸 佐賀県 90
戦争体験と戦後の危機を乗り越えて生きる 本郷 貞子 京都市 89
◆第五部 特別編
八月十四日、大阪最後の爆撃に遭う 秋山 美代子 大阪市 85
未だ静岡に残る『殉国の家』の表札 花森 孝太郎 静岡市 77
人間魚雷『回天』元搭乗員の体験記 沼尾 菊夫 宇都宮市 92
高女卒業後は『秩父女子挺身隊員』として被服廠で鉢巻き 森田 延寿 東京都 91
戦後、日劇ダンシングチームの一員として活躍 井上 陽姿子 横浜市 84
軍都立川で空襲に遭うも強固な防空壕で助かる 中野 正子 東京都 85
憧れの特別幹部候補生になるも敗戦。再生への決意 寺島  喬 宮城県亘理郡 92
富山市街の九九・五%が焼失し空襲で最大被害に 杉田 富夫 富山市 77
北朝鮮の咸興から、動かぬ母を連れ帰る 青柳 雅子 山形県西村山郡 86
軍艦島で過ごした私の戦争体験記 相良 節子 東京都目黒区 84
伝承編
◆第一部 国内での体験
風船爆弾作りに加担したことで心痛める 髙橋 和歌子 東京都 91
『学童疎開』私達の写真が『一億人の昭和史』に 遠藤 繼男 神奈川県川崎市 故人
寄せ書きから見えてくる父の戦争体験 杉本 明子 静岡県伊東市 71
戦死した父の想い如何に。私の名前つけて逝く 竹下 正俊 神奈川県横須賀市 74
精神注入棒で鍛えられるも出撃できなかった義父 戸部 義延 前橋市 60
じっちゃんが語ってくれた原爆への怒り 高槻 勇治 大阪市 53
母の戦争体験記 ―浜松空襲を生き延びて― 竹下 忠彦 東京都町田市 60
◆第二部 国外での体験
日中戦争での死線、銃弾の直撃免れるもあわや 藤沢 智子 秋田県横手市 79
満州で召集、沖縄から復員した父に学ぶ 大西 信和 大阪府河内長野市 68
終戦直後の上海公大紗厰(鐘紡の紡績工場) 植松  楓 静岡県三島市 67
◆第三部 亡き人たちの証し
父ネグロス島で戦死、塗炭の日々を生きる 石村 たけ 青森市 75
集団自決から奇跡の生還、繋がった祖母の命 望月 知未 静岡市 37
◆第四部 特別編
『大阪空襲の体験を語る会』を結成した母に学ぶ 楠田 美枝子 大阪府豊中市 71
「祖母くにから聞いた戦争の話」長男幸平は復員したが…… 青野 小一郎 静岡県榛原郡 68