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書籍の詳細

magosho1025
▼書誌データ
発行2012年8月
ISBN978-4-88269-763-3
サイズ182mm×128mm
仕様B6判・254頁・並製本

孫たちへの証言第25集

―“記憶”は“記録する”ことで生き続ける【収録67編】―

編・著者

福山琢磨 編

価 格

定価 1,404円 (本体1,300円+税)

書籍案内

»陸軍病院の当直明け、皇居で玉音放送聞く(松本 千代乃)
»駆逐艦「霞」と共に南方からキスカ戦線へ(竹上 定義)
»父の黒くすすけた遺骨の中に六発の弾丸(田中 富雄)
ほか

在庫状態 : 売切れ

売切れ

詳しい内容

孫たちへの証言第25集 【収録67編】
目次 著者 住 所
(投稿時)
年 齢
(投稿時)
◆第一部 国内での体験
陸軍病院の当直明け、皇居で玉音放送聞く 松本 千代乃 神戸市 90
東京大空襲で父と兄の遺体見つからず 小林 美恵子 東京都西東京市 75
東京空襲、何度も炎の中を逃げのびる 鈴木 和子 群馬県桐生市 81
大阪大空襲、炎の中を奇跡的に脱出する 山本 豊子 兵庫県伊丹市 83
大阪空襲、住友本社から帰るも我が家全焼 塩原 初子 奈良県大和郡山市 88
国内の空襲で銃撃受け、二度命びろい 北山 靖夫 大阪府泉南市 91
姫路空襲で全焼、バラック時代の絆が懐かしい 尾藤 富美子 大阪市 85
九十九里浜の防衛で我が家にも十人の兵士が駐留 平野 サタ 千葉市 77
恐怖の感情なく「死への決意」自分の中へ 成田 啓子 広島市 85
三菱重工業への学徒動員で「零戦」組立てに従事 草間 英雄 長野県佐久市 84
隠岐島・都万国民学校の疎開生活は大いなる宝物 滝田 晴美 大阪府東大阪市 77
神戸空襲で母の手を引っ張り炎の中を逃げる 小野 敏恵 岡山県倉敷市 79
高知空襲で孫は九死に一生、救援に向かう祖母爆死 川口 健夫 高知市 82
松山市と宇和島の空襲で二度も恐怖の体験 西中 八重子 愛媛県宇和島市 83
空襲で徳島師範学校の校舎、寮ともに全焼 阿部 寿子 徳島県名西郡 81
三菱兵器の住吉寮で被爆、生き埋めになるも奇跡の生還 牧山 フジエ 長崎県西海市 84
◆第二部 国外での体験
駆逐艦「霞」と共に南方からキスカ戦線へ 竹上 定義 大阪市 89
何度も死地を脱しダバオから奇跡の生還 中村  悟 兵庫県川西市 88
戦艦「愛宕」でのA型パラチフスが我が命を救う 白瀬 梅雄 長野県佐久市 91
叔父が語ったガダルカナル島、奇跡の生還 大内 哲夫 福島県須賀川市 79
敗戦で台湾の中学から日本人は追い出される 中島 靖之 埼玉県朝霞市 79
南方への輸送船が魚雷で撃沈されるも命拾い 藤原  茂 松山市 87
掃海艇で何度も窮地を脱し、戦後も艦乗り人生 青木  登 宇都宮市 84
若き軍神に死を美化し送りだした我が悔恨 柳本 義夫 愛知県春日井市 93
シベリア抑留、飯盒ドロボウ捕えてみれば我が戦友 池田  満 広島県呉市 92
樺太引揚げ、祖母のとっさの判断で小型船に乗り生還 中村 貞子 東京都 72
樺太の悲劇、志願を強制された十六歳の二等兵 佐久間 昌美 北海道中川郡 82
樺太内幌で機銃掃射をあび児童が校庭で死亡 稲荷 正明 北海道網走郡 77
父は満州で出征し還らず、母が四人の子どもを連れ帰る 山元 正光 鹿児島市 75
帰国後の国民学校で心ないいじめに泣く 一瀬 光雄 長野市 75
父はシベリアで病死、母と妹二人も倒れ、一人で帰国 佐藤 允昭 青森県十和田市 75
「この子は満州からの生き残り」と呼ばれて私は育った 竹内 かや乃 栃木県芳賀郡 71
南支戦線で逃げ遅れた現地住民の親子を見逃す 中村 克男 青森市 89
中国戦線で激戦に次ぐ激戦を生き抜く 井口 正直 高知県高岡郡 86
「ノモンハン事変」、戦友の陣中日記に学ぶ 里  義信 神戸市 94
戦友に銃を間違えられ「重営倉」を体験 福本 圭士 大阪市 90
牡丹江を空爆の中脱出、通化でも多くが銃殺される 鹿糠 すえ子 北海道勇払郡 73
満州からの引揚げで犠牲になった妹や哀れ 西江 光子 岡山県倉敷市 72
食料と交換した二人の子を中国人から取り返す 春日 康信 福岡県宗像市 82
◆第三部 亡き人たちの証し
父の黒くすすけた遺骨の中に六発の弾丸 田中 富雄 神奈川県川崎市 77
十八歳で陸軍を志願、ハルマヘラ島で戦死した兄 鈴木 五郎 千葉県流山市 73
麻山事件に巻き込まれた哈達河開拓団の弟たち 小出 公司 新潟市 80
還らぬ陸軍航空隊の兄と我が遺族 岩渕 綾子 岩手県一関市 85
シベリアの凍土に眠る長兄の無念を思う 堀内 深志 長野県東筑摩郡 82
敗戦後の十月、戦陣訓守り自決した従軍看護婦 渋谷 哲三 大阪市 89
グアム島で玉砕した兄が今ごろ夢に 山崎 富美子 神奈川県藤沢市 88
志願で入隊するも硫黄島で玉砕した兄 百野 達夫 宮崎県串間市 84
南方への征途、バシー海峡で戦死した父 鈴木 昭一 長野市 72
◆第四部 戦後、それからの私たち
本土作戦として築造された武器庫「十三崖壕」 三澤 政博 長野県中野市 75
東京で焼け出され、北海道への緊急開拓団へ 内海 綾子 北海道沙流郡 81
建国記念を結実させ奉祝式典壇上で倒れた父 吉田 尚正 京都府宇治市 81
◆第五部 特別編
ミッドウェイ海戦と空母「赤城」の最期に立ち合う 須藤 文彦 岩手県一関市 91
台湾の旧制中学三年以上が全員召集され二等兵に 廣繁 喜代彦 東京都 83
日赤の学生寮で被爆、下敷きになるも助け出される 沖水 カズ 宮崎市 84
純真一路、荒野に命をかけた少年たち 斎田 昌男 高崎市 83
父手作りの『決戦画報』、疎開先で回し読み 福智 久守也 大阪府吹田市 77
父の残した『村日記』などの資料が今や大いなる遺産 住谷 佳禹 高崎市 73
お国に子どもを捧げた母、戦犯の正義を主張した父 酒井原 良松 横浜市 80
ソ連へ連行中、病死した父の無念を思う 高津 和子 山梨県南アルプス市 76
名古屋大空襲から終戦の日までの記憶 前田 孝正 千葉県八千代市 73
呉空襲、死者の山から母を発見し生還させた父の執念 宮本 澄枝 広島県呉市 85
満州での強制労働で身体が破壊され、傷病の人生 岡村  豪 札幌市 81
広島・満州分村「常金丸開拓団」の悲劇 高橋 宏美 山口市 78
途中で妹が赤痢になるも家族全員奇跡の引揚げ 荒井 由美子 東京都 76
禁野陸軍火薬庫大爆発で学校は被災者の収容所に 友成 佳世子 大阪市 62
◆第六部 東日本大震災を体験して
一本松で黙祷し、ワン公と共に義兄見舞う 金野 清人 盛岡市 76
「東日本大震災」の恐怖に体が震え縮む 本間 登美 福島市 82