ホームページ > オンラインBookStore > 孫たちへの証言第25集
―“記憶”は“記録する”ことで生き続ける【収録67編】―
定価 1,404円 (本体1,300円+税)
在庫状態 : 売切れ
目次 | 著者 | 住 所 (投稿時) |
年 齢 (投稿時) |
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◆第一部 国内での体験 | |||
陸軍病院の当直明け、皇居で玉音放送聞く | 松本 千代乃 | 神戸市 | 90 |
東京大空襲で父と兄の遺体見つからず | 小林 美恵子 | 東京都西東京市 | 75 |
東京空襲、何度も炎の中を逃げのびる | 鈴木 和子 | 群馬県桐生市 | 81 |
大阪大空襲、炎の中を奇跡的に脱出する | 山本 豊子 | 兵庫県伊丹市 | 83 |
大阪空襲、住友本社から帰るも我が家全焼 | 塩原 初子 | 奈良県大和郡山市 | 88 |
国内の空襲で銃撃受け、二度命びろい | 北山 靖夫 | 大阪府泉南市 | 91 |
姫路空襲で全焼、バラック時代の絆が懐かしい | 尾藤 富美子 | 大阪市 | 85 |
九十九里浜の防衛で我が家にも十人の兵士が駐留 | 平野 サタ | 千葉市 | 77 |
恐怖の感情なく「死への決意」自分の中へ | 成田 啓子 | 広島市 | 85 |
三菱重工業への学徒動員で「零戦」組立てに従事 | 草間 英雄 | 長野県佐久市 | 84 |
隠岐島・都万国民学校の疎開生活は大いなる宝物 | 滝田 晴美 | 大阪府東大阪市 | 77 |
神戸空襲で母の手を引っ張り炎の中を逃げる | 小野 敏恵 | 岡山県倉敷市 | 79 |
高知空襲で孫は九死に一生、救援に向かう祖母爆死 | 川口 健夫 | 高知市 | 82 |
松山市と宇和島の空襲で二度も恐怖の体験 | 西中 八重子 | 愛媛県宇和島市 | 83 |
空襲で徳島師範学校の校舎、寮ともに全焼 | 阿部 寿子 | 徳島県名西郡 | 81 |
三菱兵器の住吉寮で被爆、生き埋めになるも奇跡の生還 | 牧山 フジエ | 長崎県西海市 | 84 |
◆第二部 国外での体験 | |||
駆逐艦「霞」と共に南方からキスカ戦線へ | 竹上 定義 | 大阪市 | 89 |
何度も死地を脱しダバオから奇跡の生還 | 中村 悟 | 兵庫県川西市 | 88 |
戦艦「愛宕」でのA型パラチフスが我が命を救う | 白瀬 梅雄 | 長野県佐久市 | 91 |
叔父が語ったガダルカナル島、奇跡の生還 | 大内 哲夫 | 福島県須賀川市 | 79 |
敗戦で台湾の中学から日本人は追い出される | 中島 靖之 | 埼玉県朝霞市 | 79 |
南方への輸送船が魚雷で撃沈されるも命拾い | 藤原 茂 | 松山市 | 87 |
掃海艇で何度も窮地を脱し、戦後も艦乗り人生 | 青木 登 | 宇都宮市 | 84 |
若き軍神に死を美化し送りだした我が悔恨 | 柳本 義夫 | 愛知県春日井市 | 93 |
シベリア抑留、飯盒ドロボウ捕えてみれば我が戦友 | 池田 満 | 広島県呉市 | 92 |
樺太引揚げ、祖母のとっさの判断で小型船に乗り生還 | 中村 貞子 | 東京都 | 72 |
樺太の悲劇、志願を強制された十六歳の二等兵 | 佐久間 昌美 | 北海道中川郡 | 82 |
樺太内幌で機銃掃射をあび児童が校庭で死亡 | 稲荷 正明 | 北海道網走郡 | 77 |
父は満州で出征し還らず、母が四人の子どもを連れ帰る | 山元 正光 | 鹿児島市 | 75 |
帰国後の国民学校で心ないいじめに泣く | 一瀬 光雄 | 長野市 | 75 |
父はシベリアで病死、母と妹二人も倒れ、一人で帰国 | 佐藤 允昭 | 青森県十和田市 | 75 |
「この子は満州からの生き残り」と呼ばれて私は育った | 竹内 かや乃 | 栃木県芳賀郡 | 71 |
南支戦線で逃げ遅れた現地住民の親子を見逃す | 中村 克男 | 青森市 | 89 |
中国戦線で激戦に次ぐ激戦を生き抜く | 井口 正直 | 高知県高岡郡 | 86 |
「ノモンハン事変」、戦友の陣中日記に学ぶ | 里 義信 | 神戸市 | 94 |
戦友に銃を間違えられ「重営倉」を体験 | 福本 圭士 | 大阪市 | 90 |
牡丹江を空爆の中脱出、通化でも多くが銃殺される | 鹿糠 すえ子 | 北海道勇払郡 | 73 |
満州からの引揚げで犠牲になった妹や哀れ | 西江 光子 | 岡山県倉敷市 | 72 |
食料と交換した二人の子を中国人から取り返す | 春日 康信 | 福岡県宗像市 | 82 |
◆第三部 亡き人たちの証し | |||
父の黒くすすけた遺骨の中に六発の弾丸 | 田中 富雄 | 神奈川県川崎市 | 77 |
十八歳で陸軍を志願、ハルマヘラ島で戦死した兄 | 鈴木 五郎 | 千葉県流山市 | 73 |
麻山事件に巻き込まれた哈達河開拓団の弟たち | 小出 公司 | 新潟市 | 80 |
還らぬ陸軍航空隊の兄と我が遺族 | 岩渕 綾子 | 岩手県一関市 | 85 |
シベリアの凍土に眠る長兄の無念を思う | 堀内 深志 | 長野県東筑摩郡 | 82 |
敗戦後の十月、戦陣訓守り自決した従軍看護婦 | 渋谷 哲三 | 大阪市 | 89 |
グアム島で玉砕した兄が今ごろ夢に | 山崎 富美子 | 神奈川県藤沢市 | 88 |
志願で入隊するも硫黄島で玉砕した兄 | 百野 達夫 | 宮崎県串間市 | 84 |
南方への征途、バシー海峡で戦死した父 | 鈴木 昭一 | 長野市 | 72 |
◆第四部 戦後、それからの私たち | |||
本土作戦として築造された武器庫「十三崖壕」 | 三澤 政博 | 長野県中野市 | 75 |
東京で焼け出され、北海道への緊急開拓団へ | 内海 綾子 | 北海道沙流郡 | 81 |
建国記念を結実させ奉祝式典壇上で倒れた父 | 吉田 尚正 | 京都府宇治市 | 81 |
◆第五部 特別編 | |||
ミッドウェイ海戦と空母「赤城」の最期に立ち合う | 須藤 文彦 | 岩手県一関市 | 91 |
台湾の旧制中学三年以上が全員召集され二等兵に | 廣繁 喜代彦 | 東京都 | 83 |
日赤の学生寮で被爆、下敷きになるも助け出される | 沖水 カズ | 宮崎市 | 84 |
純真一路、荒野に命をかけた少年たち | 斎田 昌男 | 高崎市 | 83 |
父手作りの『決戦画報』、疎開先で回し読み | 福智 久守也 | 大阪府吹田市 | 77 |
父の残した『村日記』などの資料が今や大いなる遺産 | 住谷 佳禹 | 高崎市 | 73 |
お国に子どもを捧げた母、戦犯の正義を主張した父 | 酒井原 良松 | 横浜市 | 80 |
ソ連へ連行中、病死した父の無念を思う | 高津 和子 | 山梨県南アルプス市 | 76 |
名古屋大空襲から終戦の日までの記憶 | 前田 孝正 | 千葉県八千代市 | 73 |
呉空襲、死者の山から母を発見し生還させた父の執念 | 宮本 澄枝 | 広島県呉市 | 85 |
満州での強制労働で身体が破壊され、傷病の人生 | 岡村 豪 | 札幌市 | 81 |
広島・満州分村「常金丸開拓団」の悲劇 | 高橋 宏美 | 山口市 | 78 |
途中で妹が赤痢になるも家族全員奇跡の引揚げ | 荒井 由美子 | 東京都 | 76 |
禁野陸軍火薬庫大爆発で学校は被災者の収容所に | 友成 佳世子 | 大阪市 | 62 |
◆第六部 東日本大震災を体験して | |||
一本松で黙祷し、ワン公と共に義兄見舞う | 金野 清人 | 盛岡市 | 76 |
「東日本大震災」の恐怖に体が震え縮む | 本間 登美 | 福島市 | 82 |