〔自費出版講座〕

悪質な手口にかからないためのポイント10

ポイント① 原稿をきちんと見てもらえる編集者がいること

ほめるだけのところは気をつけること。むしろどう指摘してくれるかで編集者を見極めることです。営業担当者と編集者は違います。

ポイント② 添削してもらえるかどうか

程度によって料金が異なります。また担当者と気心の合うことが大切です。即決せず、何度か話し合ったり、担当者の作った本を読ませてもらうことです。

ポイント③ その会社で作られた人に直接話を聞くこと

複数の人の名前を教えてもらいます。良心的なところは嫌がらず教えてくれるはずです。

ポイント④ 社長が直接対応してくれること

挨拶程度で後は担当者に任せてしまうところは要注意です。具体的なところまで決めた上で担当者、というのはわかります。誰が直接原稿を見てくれるかが大切なポイントです。社長が見てくれるのが理想です。

ポイント⑤ 出版の目的と予算の範囲をはっきりしておくこと

できれば、文章にして渡すのがよい。「出版に関する記入表」を作っているところもあります。それを基に契約書と見積書を作ってもらうのです。

ポイント⑥ 見積書は具体的に

「印刷製本費」「販売費」「広告宣伝費」など項目ごとに明記してもらうことです。

ポイント⑦ 著作権や出版権について

どこへ所属するかを確認したうえ契約書に明記してもらいます。自費出版の場合いずれも著者に帰属します。

ポイント⑧ 書店に置くことの功罪

誰でも自分の書いた本には愛着があり一種のうぬぼれもあります。だからといって売れるものではありません。売れそうな本であるかどうかを適切に判断し、慎重なアドバイスをしてもらえる会社かどうかを見極めるのは難しいところです。出された人に聞くことです。自費出版の本を積極的に書店に出すことを勧められる場合は要注意です。

ポイント⑨ 「完売」の裏舞台

書店に配本した自費出版本の90%以上が売れ残っています。書店では1ヶ月たったら全部返本するとともに残本分の買取請求書を出版社に送り、完売となります。

ポイント⑩ 「共同出版」の落とし穴

「出版」という事業を、出版社と著者が共同で行うことになり、著者も「共同出資者」と見られる可能性があります。